こんにちは。ミニマリストのメメです。
最近は育休を取得するパパも増えてきてますよね。
実際、私の身近にも育休取得したパパが4人もいました。
育休とは別にはなりますが、私も含め転職を経験されているパパも多いですよね。
そこで、今回は転職後1年未満に二人目が生まれた私の実体験をもとに、「転職直後のパパ育休」の取得条件や注意点について、紹介していこうと思います。

「転職後でもすぐにパパ育休は取れるの?」

「パパ育休の取得条件や手続きは難しいの?」

自分は転職後1年間は育児休業を取得できなかったよ。
手続きは簡単だけど条件や申請タイミングは注意点もあるよ。
育休については私のように対象外の場合もあるため、取得の条件や手続きについてしっかり確認しましょう。
- パパが取得できる育休の概要
- 育休の取得の条件(対象者)、手続きのタイミング
- 育休を取れない期間(転職後1年間1ヶ月)をどう乗り切ったか
パパの育児休業とは?基本をサクッとおさらい
パパが取得できる育児休業には、「出生時育児休業(産後パパ育休)」と「育児休業(育休)」の2種類があります。
大きな違いは取得できる期間と性別で以下のようになっています。

※育休については配偶者も育休を取得した場合、休業の延長が可能です(パパ・ママ育休プラス)
ただし、誰でもすぐに取れるわけではなく、以下のような【取得条件】があります。
育休取得の条件とスケジュール感|✅労使協定を確認しよう
取得の条件|⚠️入社1年未満は対象外だった

育休は届出したらすぐに取得できるの?

産後パパ育休は取得の2週間前、育休は1ヶ月前の届出が必要だから
事前に取得時期を調整しておく必要があるね。
私の会社での育休取得の期間や条件は以下のとおりでした。
出生時育児休業(産後パパ育休) | 育児休業(育休) | |
---|---|---|
対象者 | 男性労働者(養子の場合は女性も可) | 労働者 |
対象外 | 入社1年未満の労働者 申出の日から8週間以内に退職する労働者 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者 | 入社1年未満の労働者 申出の日から1年以内に退職する労働者 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者 |
期間 | 子の出生後8週間以内に4週間までの の希望する期間 | 子が1歳に達する日(1歳の誕生日の前日)までの 希望する期間 |
申出期限 | 取得の2週間前まで | 取得の1ヶ月前まで |
分割取得の可否 | 分割して2回取得可能 | 分割して2回取得可能 |
多くの人に関係のありそうな条件は、「入社1年未満の労働者」が育休の対象外という点です。
育児休業の条件に関しては、労使協定に記載されていることが多いです。
労使協定は勤務先によって異なるため、育休取得の条件は勤務先に確認してください。
厚生労働省の育休説明資料には、「労使協定により除外された次の従業員からの休業の申出は拒むことができる。」と記載があり、「入社1年未満の従業員」も労使協定にて育休対象外にすることが可能とされています。
改正 育児・介護休業法等説明会 – 厚生労働省
スケジュール感|✅申出の期限に注意

結局、入社1年未満の人はいつから取得できるの?

私の場合は、入社1年後に初めて申出が可能になるから、
「育休が取得できるのは入社1年1ヶ月後」と説明されたよ。
まとめると、以下のようなスケジュール感になります。

育休とは別ですが、私の場合、妻の出産に伴う休暇(特別休暇)が3日間付与されたため、そちらも記載しています。
取得不可をどう乗り切ったか|✅有給を温存せよ


入社1年目だから有給が少ない😢
育休を取得できない時はどう対応すればいい?

あらゆる休暇制度を駆使して徹底的に有給休暇を温存したよ
私の会社では、育休とは別に妻の出産に伴う休暇(特別休暇)が3日間付与されました。
本当は「産後パパ育休」を取りたかったのですが、入社1年未満の労働者だった私は対象外だったため、特別休暇の後は有給休暇などをフル活用しました。
まず、お盆などの「一斉有給取得期間」は出勤して、有給休暇を徹底的に温存しました。
次に、「累計8時間の残業」→「1日の有給休暇」として使えるフレックス休暇があったので、有給休暇を温存するため、妊婦健診の付き添いなどは有給を消化せず、フレックス休暇を使用しました。
そして、ありがたいことに(?)、休日出勤にも恵まれ代休も2日間ほどゲットしました。
- 妻の出産に伴う休暇(3日間取得可能でした)
- 徹底して有給休暇を温存(GWや夏休みなどの一斉有給取得期間は出勤する)
- フレックス休暇を活用し、有給休暇を温存
- やむを得ず休日出勤して取得した代休を活用
手続きは簡単?|✅会社に届出を提出するだけ!

育休取得の手続きは簡単なの?

「育児休業・出生児育児休業申出届」を会社に提出するだけだよ。
記載内容もそこまで難しい箇所はなかったけど、申出期限には注意だね。
- 子の氏名
- 子の生年月日
- 本人との続柄
- 休業の期間、職場復帰予定日
- 申出に係る状況(申出期限までに申出ているか、育休取得したことがあるか等)
※届出の記載内容に関しては勤務先のフォーマットに従ってください。
今回はあくまでも育休取得に関する記事なので、育児休業給付金の申請書等は割愛します。
届出書が受理されると会社側から「出生児育児休業・育児休業 取扱通知書」が渡されます。
- 休業の期間
- 休業期間中の取扱等(休業中は賃金の支払いがない、休業終了後の所属、社会保険料の免除)
- 休業後の労働条件(復職後の賃金水準、昇給・賞与・退職金の判定など)
実際に取得した期間は?|👦長男の幼稚園に合わせて1ヶ月取得
出産前後については、育休ではなく13日間(うち7日は平日)の休暇を取得しました。
- 代休:1日
- 特別休暇:3日
- 有給休暇:3日
出生後の2週間検診、1ヶ月検診なども極力、残業時間を割り当てるフレックス休暇を使用し、育休が取得可能になるまでは有給を温存しました。
仕事の関係もあり、実際には入社1年1ヶ月経ってすぐに育児休業を取得したのではなく、長男が年中に進級したタイミングで約1ヶ月間取得しました。
理由は、長男の幼稚園は進級後1ヶ月は午前保育だったため妻の負担が大きくなるからです。
特に兄弟がいる場合は、1人で2人の子どもの面倒を見るのは非常に負担が大きいです。
育休取得のタイミングや期間に正解はないので、家族で話し合って決めましょう。
まとめ|転職後でもパパ育休は可能!事前準備と情報収集がカギ
転職1年未満で育休が取れなかった私の実体験から、以下のポイントが見えてきました。
- 労使協定によっては入社1年未満は育休の「対象外」になるケースがある
- それでも、特別休暇や有給、フレックス、代休などを活用すれば無理なく乗り切れる
- 育休は1ヶ月前(出生時育児休業は2週間前)の申出が必要
- 手続き自体は簡単だが、会社指定の申請書と提出期限の確認が必須
- 実際の育休は、家族のライフスタイルに合わせた時期に取得するのがベスト
転職後すぐに子どもが生まれると、制度の壁にぶつかることもありますが、制度を正しく理解して準備すれば、無理なく育休を取ることは可能です。
私のように「取れない時期をどう乗り切るか」をしっかり考えることで、家族との大切な時間を確保していきましょう。
アクションプラン:
パパの育休取得を考えている方は勤務先の育休取得条件を確認してみましょう。
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