- 家の中がベビーグッズでいっぱい
- 子育てに手いっぱいで家事まで手が回らない
- すべて完璧にやろうとして疲れる
初めての子育てだと、自分に余裕がなくなってしまい、イライラしてしまうことも多いです。
そんなあなたにこそおすすめしたいのが、「ミニマリズム=片付けの習慣」です。

ミニマリスト歴5年の私が、1ヶ月間の育休中に感じた片付けの魅力を紹介!
- 赤ちゃんの安全と遊び場が増える(部屋が整う)
- 赤ちゃんとの時間が増える(時間が整う)
- 衝動買いを防げて貯金もできる(家計が整う)
- 家族に優しくなれる(心が整う)
- 仕組み化によって気疲れが減る(習慣が整う)
魅力が分かっても、なかなか片付けのモチベーションが上がらないこともありますよね。そこで、育休を通じて「子育てミニマリストになるべき理由」と「我が家の工夫」を紹介します。
近藤麻理恵さんの著書でも述べられていますが、片付けのコツはお祭り感覚で一気に行うことです。育休中はまとまった休みが取れるので片付けにぴったりです。

ミニマリズムのメリットを理解して、整ったおうちで子どもたちと過ごしていきましょう!
- 自分に余裕が生まれて家族に優しくなれる
- 赤ちゃんの安心、安全につながる
- 金銭的な余裕が生まれる
育休中こそ「片付け」をするべき理由5選

子育てミニマリスト歴5年の私が感じた育休中に片付けをする魅力は、以下の5つです。
- 部屋が整う|赤ちゃんの安全と遊び場が増える
- 時間が整う|赤ちゃんとの時間が増える
- 家計が整う|衝動買いを防げて貯金もできる
- 心が整う|家族に優しくなれるメンタル効果
- 習慣が整う|仕組み化によって判断回数をヘらせる
それぞれの項目について、注意点も含めて解説していきます。
部屋が整う|赤ちゃんの安全と遊び場が増える

片付けを通じて部屋を整えると、スペースが広くなるだけでなく、赤ちゃんの安全や部屋の清潔にもつながります。
私が部屋を整えるためにしている工夫は以下の通りです。
- 床にモノを置かないために「床面積の最大化」を意識
→ 赤ちゃんの誤飲防止や子どもの安全を確保 - ロボット掃除機が動ける環境(ルンバブル)を意識
→ 掃除のハードルを下げ、毎日の清潔を保つ - 手放す基準は使用頻度
→ 1ヶ月間使用していないものは保留ボックスで一時的に保管
我が家では、赤ちゃんがハイハイするようになった頃から「床にモノを置かない」を徹底。
ルーターや延長コードを棚に収納し、コード類も配線カバーでまとめた結果、赤ちゃんがコードを引っ張って遊ぶリスクがなくなりました。


さらに、4歳の長男も遊びやすくなり、天井から吊るしたボールでバッティング遊びを始めるなど、おうちの中で思い切り体を動かせる環境が整いました。
注意点は、「勝手に自分以外のモノを手放さないこと」と「成長に応じて見直しが必要」な点です。
勝手に家族のモノを手放すと喧嘩につながる可能性もあります。まずは、自分のモノを片付けることを意識しましょう。
夏が始まり、あまり外に出たくない日も多くなると思います。まずは、部屋のモノをを片付けて安心・安全なおうち時間の準備を進めていきましょう。
時間が整う|赤ちゃんとの時間を最大化

ミニマリストになると、探し物にかかるムダな時間が減り、赤ちゃんとの時間が最大化されます。
私が時間を整えるためにしている工夫は以下の通りです。
- モノの住所を決め、家族で共有
→ 人は一日に5〜10分も探し物をしているという研究結果もある - 家事を時短家電で自動化(ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機)
→ 洗濯・乾燥:50分、食器洗い:20分、掃除:20分の合計1.5時間を節約 - スケジュールはスマホでカレンダー共有
→ 予防接種の時間などを事前に把握すると余裕が生まれる
我が家では、「モノの住所(定位置)」をすべて決めました。「爪切りは上から3番目」「子どもの通帳は一番下」など決まっているので、夫婦で家事を分担しても混乱しません。
時短家電については、まずはドラム式洗濯乾燥機の導入がおすすめです。洗濯待ち・取り込む時間で約50分の節約になります。

時間を整える注意点としては、節約した時間をどう使うかです。どのように時間を使うかは自由ですが、「メルカリで不用品の販売」など、部屋を片付けることをおすすめします。
まとまった時間が取れる育休中こそ、モノの住所などを決めて、赤ちゃんとの時間をしっかり確保していきましょう。
家計が整う|価格ではなく価値で判断

ミニマリストになると、家計もスッキリして心に余裕が生まれます。家計を圧迫する原因は、「なんとなく買ったモノやコト」が原因です。
ミニマル思考で、本当に必要なモノを選ぶ習慣がつくと、出費がぐんと減ります。
- 不用品をメルカリで売ってお小遣いに
→ 「なぜ買ったのか」と購入基準見直しのきっかけに - 保険や通信費など、固定費の見直し
→ 必要最低限の掛け捨て保険のみで月2万円以上の節約に - 購入基準は「価格」でなく「使う頻度と満足度」で判断
→ 価格でなく価値を見て買うと満足度アップ
以前は、貯蓄型の生命保険に月2万円以上払っていたので、特に固定費見直しの効果が大きかったです。今は公的保険で賄いきれない部分のみ、FWDの収入保障保険(月額約1,700円)に加入しています。
\保険見直しの参考に!/
【2021年】コスパが良いおすすめの掛け捨て保険4選【ジャンル別に1位だけを紹介】
ミニマルな暮らしを意識すると、モノへの判断基準が明確になり、出費のコントロールがしやすくなります。我が家では、4歳の長男と一緒に家計管理しています。
注意点は、購入基準は人それぞれなので、家族とよく話し合って決めることです。個人的な意見ですが、ママの意見(育児グッズが欲しいなど)は素直に受け入れた方が良いです。
育休中のまとまった時間を活用して、が取れるので、家計にもやさしい子育てスタイルを目指しましょう。
心が整う|テレビとSNSを手放し子育てに注力

心に余裕が生まれると、子育てや自分のやりたいことに注力できるようになります。
情報過多の現代では、育休中でもニュースやSNSから「理想の育児像」を押しつけられがち。でも、それらの情報の多くは、自分の影響の輪の外にあります。
- テレビを手放し、ニュースに触れる機会を減らす
→ 育児など「自分の影響の輪の内側」に注力するため - SNS利用は情報発信がメイン。情報収集には本を活用
→ 他人と比べて自分に失望することが多いため - AdGuard Proで広告をカット
→ 広告によっては不快な気分になるため
「New Diet」という本を読んでから、4年ほどニュースを見ていません。最近はChatGPTなどのAIで自分の欲しい情報をまとめてくれるので生活に全く問題ありません。
今では、余計なノイズ(関心の輪)から解放され、育児や自分のやりたいこと(影響の輪)に集中できています!毎日ご機嫌に過ごすコツは「影響の輪の中」のことに注力することです。

日々のノイズを減らすため、広告ブロッカー(AdGuard)の使用がおすすめです。別記事でLINE広告をブロックする方法をまとめているので、興味のある方は参考にしてください。
心を整える注意点は、「影響の輪の中に無関心」にならないことです。「子育て(影響の輪の中)」を疎かにしてしまうと、育休を取った意味がなくなってしまいます。「影響の輪の境界線」を明確にすることが大切です。
普段、ニュースやSNSを見ている方は慣れるのに時間がかかるかもしれません。育休中のまとまった時間を活用して、意識的にノイズを減らしてみてはいかがでしょうか?
習慣が整う|ルールを決めてキレイを維持

ミニマリズムを維持するために「仕組み化」がコツです。習慣づけで暮らしが劇的にラクになります。
散らかる原因の多くは、「置き場が決まっていない」「やり方がバラバラ」なこと。家族でルールを決めれば、片付けの負担が激減します。
- 月末に不要なものは保留ボックスに入れる
→ 実際にモノを使わずに1ヶ月生活することで判断基準がわかる - 毎日着る洋服を固定化(私服を制服化)する
→ 判断回数と時間を節約、育児に集中できる - 寝る前に決まったところにモノを戻す
→ 赤ちゃんの誤飲など怪我防止にも
ルールを決めることで、片付いた状態が維持されます。特に、寝る前の片付けは赤ちゃんの怪我防止にもつながります。
可能であれば、私服の制服化もおすすめです。毎朝の洋服選びの時間だけでなく、買う服も固定化すると決断疲れが減り、心の余裕が生まれます。
注意点は、家族でルールの認識にズレがあると摩擦の原因になる点です。ルールを決める際は家族と話し合って決めることが大切です。
「考えずにできる仕組み」が増えるほど、育児のストレスは減ります。育休を活用して、家族で片付けルールを作ってみてはいかがでしょうか?
1ヶ月の育休で感じたこと|健康第一!自分のペースが大切

育休が始まった初週、私は上咽頭炎でダウンしていました。「せっかく育休に入ったのに、何もできない…」と焦りと無力感に押しつぶされそうになったのを覚えています。
育児も片付けも、「健康」があってこそということ。
赤ちゃんと自分の健康管理のため、ダイキンの空気清浄機を購入しました。実際の使用感は「静音&清潔で赤ちゃんに◎|ダイキン空気清浄機MCK705Aレビュー」にて紹介しています。
子どものためにも、まずは自分が元気でいることが最優先。ミニマリズムも片付けも、自分のペースで少しずつ進めていけばいいです。
ミニマリズムは「モノを減らす」だけではなく、「自分と家族が心地よく暮らすための土台作り」です。
- 健康管理が最優先
→ 体調を崩すと育児どころではない。まずは自分を整える - 「1日1つやれればOK」の気持ちで
→ 片付けや家事は長期戦。できたら褒めてあげる - 育児も暮らしも“自分のペース”を大切に
→ 比べない・焦らない・詰め込まない
育休中に無理をすると、体も心もすり減ってしまいます。まずは、今できる小さなことから始めてみましょう。
まとめ|ミニマリズムは、育児家庭の味方
育休中は、育児・家事・生活のすべてを1人で抱えがち。
そんな中で私が実感したのは、片付け(ミニマリズム)こそが、子育てをラクにする土台になるということでした。
- 部屋が整い、赤ちゃんの安全が守れる
- 時間が整い、赤ちゃんとの関わりが深まる
- 家計が整い、ムダな支出が減る
- 心が整い、家族に優しくなれる
- 習慣が整い、日々の疲れが減っていく
そして、何より大切なのは「自分の体と心を整えること」。
たくさんやろうとせず、「まずは1つだけ」。床のモノを1つ減らす、カレンダーを共有して予定を見える化する、保留ボックスを置いてみる…それだけでも変化は生まれます。
育休は、暮らしを見直す最高のチャンス。
ミニマリズムを味方につけて、赤ちゃんとの時間をもっと豊かにしていきましょう。
コメント